データサイエンティストが取っておくべき資格4選!!
- そらまめ
- 2020年8月14日
- 読了時間: 4分
更新日:2020年8月15日

こんにちは、そらまめです。
今回はデータサイエンティストとして就活をする際に持っておくと評価が上がるかもしれない資格について紹介します!
実際筆者は今回紹介する資格のうち、統計検定2級とディープラーニングG検定を取得していますが、面接の際には話題にも取り上げていただくことも多かったですし面接官ウケは良かったと思います。
※ただ就職面接の質問の中で、「なぜこれらの資格を取ろうと思ったのか?」についてや、「どのように計画を立てて勉強を行っていったか?」等の質問は数多くされました。
そういった経験から、資格を取得した「結果」も多少は評価されますが、その資格を取得するまでの「プロセス」やそこに至るまでの「考え方」がより重要になってくると思います!
長くなりましたが、さっそく紹介していきたいと思います。
ディープラーニングG検定・E検定
一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が主催するAI技術に関する試験です。AI技術を活用する人材(ジェネラリスト)用のG検定とAIを実装する人材(エンジニア)用のE検定があります。
データサイエンティストには必須な機械学習・深層学習(ディープラーニング)の知識や技能を測ることが可能です。E検定を受講するには平均20万円以上かかるJDLAが指定する認定プログラムを受講する必要があるので注意です。
ウェブサイトに推薦図書が紹介されているのでそれらを参考に勉強を進めて頂けたらと思います。
資格種類:公的資格
試験日程
G検定 :3月、7月、11月(2020年)
E検定 :2月、8月(2020年)
受験料
G検定:12000円(学生割引あり)
E検定:33000円(学生・JDLA会員割引あり)
合格率:G検定 68.96%(2020#2)、E検定 68.04%(2020#1)
受験資格:E検定はJDLA認定プログラムの講座受講が必須
統計検定
日本統計学会が認定する統計学に関する知識や活用力を試される試験です。データサイエンス勉強していく上で核となってくる統計の知識を身に着けることが出来ます。
公開試験は年2回ですが、2級以下の試験はCTB形式で何時でも受験することが可能で、統計学会から公式のテキストや過去問が販売されているので勉強しやすと思います。
資格種類:公的資格
試験日程:公開試験(6月、11月)、CTB試験(随時)
受験料:3000円~10000円
合格率:準1級 21%、2級 45.6%(2019年6月16日試験)
受験資格:特になし
情報処理技術者試験
データサイエンティストに限らず、日本のITエンジニアであれば取得しておきたい資格が、IPAが実施している情報技術者試験です。難易度に応じてレベル1から4の試験に分かれており、自分のレベルにあった試験を受験することが可能です。
データサイエンティストとしてデータを扱う上でデータベースの概念を知っておくことは必須となってくるので最終的にはデータスペシャリストまで取得することがオススメです!
※資格取得例
基本情報技能士→応用情報技能士→データスペシャリスト
資格種類:国家資格
試験日程:春季(4月第3日曜日)、秋季(10月第3日曜日)
受験料:5700円
合格率:基本情報技術者試験 22.2%(平成31年度春季) 上位資格は15%前後
受験資格:特になし
Python3エンジニア認定基礎試験・データ分析試験
一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が実施している民間試験です。Pythonはデータの前処理や機械学習を構築するライブラリが豊富にあるため、データサイエンティストは学んでおきたい言語になります。
この試験は合格率から見て分かるようにそれほど難易度の高い試験ではありませんが、Pythonを学ぶ入り口としてしてこの資格を勉強しても損はないと思います!
資格種類:民間資格
試験日程:CTBで通年開催
受験料:10000円(税別・学生は半額)
合格率:78%
受験資格:特になし
まとめ

いかがだったでしょうか?
今回はデータサイエンスを勉強するうえでオススメな4つの資格を紹介していきました。
もちろん、これらを取得したからといってすぐにデータサイエンティストになれるぞ!
っと言った事はありませんが、データサイエンスに関する体系的な知識がこれらの資格を勉強していく中で身に着いていくと思います。
また、一般社団法人データサイエンティスト協会さんがデータサイエンティストに必要な
スキルチェックシートを纏めて下さっているのでこれを参考にしつつ勉強を進めていくのもおススメです!
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